あごの骨が

日本でずいぶん昔に「リンゴをかじると歯茎から血が出ませんか」って、歯磨き粉のコマーシャルがありましたよね。歯周病が進むと歯茎から血が出るのでしょう。私はリンゴを丸ごとかじったことはないのでよくわかりませんが、しかし私にとってこれはかなり身近なものでした。

私には昔からよく歯茎が痛むという症状がありました。カゼをひいた時などは歯茎から歯が浮いたような感覚に襲われるのです。なんとなくウズウズ痛む歯と歯茎、あまり気持ちのいいものではありませんでした。日本では歯医者さんに診ていただいても「歯ブラシで歯茎をマッサージしなさい」とか「痛み止めを飲みなさい」とか一時的に痛みを止めるだけの治療で根本的に解決することはありませんでした。

私はアメリカに来て1年に1度くらいの割合で歯科検診を受けていますが、その時に歯茎の痛みの原因が発見されたのでした。かかりつけの歯医者さんがレントゲンをとって診てくださったところ、左上の奥歯の土台のあごの骨が一部とけてなくなっていたのです。

ガガ〜ン・・・あごの骨がとけている??・・・あまりのショックに私は一瞬固まってしまいました。これは歯周病が進み(いわゆる歯槽膿漏)、その部分にバクテリアが繁殖して歯の土台の骨までとかしてしまうのだそうです。歯茎が痛むその原因は歯槽膿漏だったのです。リンゴをかじったことはないものの、例の歯磨き粉の宣伝の通り歯槽膿漏におかされていたなんて・・・その上、そこまでひどいと専門医で手術を受けて治療しなければならないとのことでした。

歯周病の治療のため、かかりつけの歯医者さんから紹介を受けて、歯周病専門の歯医者さんに通うことになりました。かかりつけの歯医者さんは日本人で日本語をお話になりますが、専門医ともなるとアメリカ人の先生です。かかりつけの歯医者さんのアシスタントさんが通訳についてきてくださって、治療のスケジュールなど立てることになりました。

ディープ・クリーニングという、麻酔をかけての歯茎のかなり深い部分までの歯石を取り除く治療を3回。その後に手術を受けることになったのでした。

手術については、また次回にお届けしたいと思っていますが、なにはともあれ・・・

歯磨きは歯茎と歯の間をしっかり磨きましょう

歯周病の手術をした私からの提言でした。

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