ミールで当たる? |
| ここ2、3日中にロシアの宇宙ステーションミールが地球に落下してくるということで、日本ではかなりの騒ぎになっておりますが、太平洋上に落下するということで、アメリカ本土ではあまり大きく報道されてはおりません。しかし老朽化した宇宙ステーションですから本当に予想通りの位置に落下してくるのでしょうか? 現状では大気圏突入時にかなりの部分が燃え尽きると予想されていますが、なにせ宇宙ステーションですから人工衛星に比べるとガタイが大きすぎますので、やはり燃え残りが地上に落下してくると予想できます。本当に太平洋のまっただ中に落下してくれればいいですが、地上に落下した場合はやはり被害が予想されます。海上でもその場所にたまたま船舶が航行していたら、空の上でも落下時にその上空を飛行機が飛んでいたとしたら、さてどうなるのでしょうか?バラバラに小さな破片となっていればそんなに大きな被害はないでしょうが、大きな物体が落下してくるとしたらと考えると、空恐ろしいものを感じます。 まして落下する前に日本の上空を通過すると予想されていますので、日本の皆さんはとても気になっていることと思います。アメリカに住む私でも間違ってこちらに落ちてきたらと思うとちょっと気になる事件です。 実はそんな人をはらはらさせるミールを、広告に利用する企業がアメリカにあったのです。おいおいって感じですが、この会社は太平洋上にマットのようなものを浮かせてミールの落下標的にしているのです。ここにミールが落下したならばアメリカに住む人全員にその会社のタコスがもらえるようなのです。そう、ミールでタコスが当たるのです。タコスというのはメキシコ料理の一種なのですが、この会社はメキシカン料理のファーストフードチェーンを経営する会社で、以前にもエイプリル・フールにアメリカの自由と独立の象徴でもあるリバティ・ベル(自由の鐘)をこの会社が買ったかのごとくの広告を新聞の一面に出し、ひんしゅくをかったことがあります。会社の名前はタコ・ベルなので、リバティ・ベルにもじったようですがシャレの域を越えちゃったようでした。今回もさすがタコ・ベルやってくれるぜってな感じです。 今回は世界中から注目を受けるわけですから、とてもすごい宣伝効果ではあるでしょうが、また世界中からひんしゅくをかわないといいのですけどねぇ・・・私、ちょっと心配しております。それにしてもこの会社、どっからこんな企画を考えつくのでしょうか。ものすごく奇抜なアイディアを持った人材がたくさん働いているのでしょうね。 さてさてタコ・ベルさん、次回は何を目論んでいるのか・・・凡人には予想もつかない企画を期待しております。 |
| [追記] ミールはみごとに太平洋上に落下しましたが、タコ・ベルの標的には当たりませんでした。アメリカのみなさん、さぞがっかりしたことでしょう。えっ私ですか?私、実はメキシカン料理が苦手なのでタコスがもらえなくてもがっかりしてません。でもこれがハンバーガーだったら地団駄を踏んでくやしがったことでしょうね。 |